①正絹の越後縮は、縮らしい凹凸と風合いを持ちつつ、絹の柔らかさもあります。白地の博多献上帯でスッキリと。
今回一番色気のある男性着物です。
②白地の小千谷縮に紺地の兵児帯を合わせました。
兵児帯は正絹の手絞りで、今は貴重な逸品です。兵児帯はちょうちょ結びにするだけで着付けも簡単です。着物がシンプルなので、存在感のある兵児帯が合います。
③チェックのような格子柄がモダンな小千谷縮です。お洋服に近い感覚で、無地感より若々しい雰囲気になります。帯は優しいベージュ色の切子柄を合わせました。
④白地に縞の小千谷が爽やかです。帯は南国の植物・苧麻を使ったからむし織です。薄い地色ならではの、優しい印象の着物姿です。
⑤濃紺地の小千谷縮は、黒・紺・青の糸で織られているので、平面的にならず立体感のある生地です。
博多帯は三色段になって存在感があります。薄い色の着物には、帯の上に濃い色がくるように巻くと合います◎