GWに二日間小寄せの茶事をしました。感染対策をしながら少人数で行いました☻
今シーズン最後の炉で、季節の取り合わせや皆様の健康長寿を願う取り合わせにしました。
炭も綺麗に火が付きました。このどっしりとした炉の炭ともしばしお別れです。今月から風炉ですが、5月はコロナが拡大してますので、在釜お休みします。お休みの間に灰型練習を頑張ります。
点心としてあけぼの旅館さんの二段弁当を頂きました。見た目に美しく、とても美味しかったです。今までは器に盛った懐石で用意してましたが、コロナ対策でお弁当にしました。
久々にお濃茶も頂きました。コロナ対策でお一人様一椀ずつ。これだとたくさんお茶碗が使えて楽しいですね。今後は一人一椀が定着するかもしれませんね。
左から仁阿弥道八、大樋長春、吉向松月、昭楽の作です。どれも濃茶の深い緑が映える茶碗です。
お菓子は北島さんにきんとんの「山吹」を大きめに作って頂きました。
お干菓子は京都の二条駿河屋さんから取り寄せました。やっぱり格別に美味しいです!お客様にも喜んで頂けました。松露は多めに取り寄せましたので、来客のお菓子にお出ししています。
主茶碗は宮川香斎の松に青海波と千鳥でした。替茶碗は杉田祥平さんの青楓とかきつばたで五月らしい取り合わせでした。
コロナが拡大するギリギリの時でしたが、開催できて良かったです。
お茶や着物は不要不急ではありますが、日常に彩を与えてくれます。暗い世の中だからこそ、ほっと落ち着く時間が必要です。
昨年以上に今年はコロナに翻弄されそうですが、気持ちは強く前向きに頑張っていきたいものです。