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爪搔き本綴れ帯


【爪掻本綴れ帯のご紹介】

綴れ織とは緯糸で経糸を包み込むように織った平織の一種です。

その中の爪掻き本綴れ帯とは、ギザギザにした爪を使って織る高度な技術です。また、全て手織りのため、大変手間のかかる織物です。


綴れ帯の良いところは、一点ずつ特注できること、繊細なぼかしや絵画的な細かい表現ができること、糸をしっかりと打ち込んでいるのでハリと耐久性があります🥰


この帯は、服部綴工房さんに織っていただきました。元々このような柄があり、色は私の好きな黄色・ピンク・オレンジで若々しくとお願いしました🌞

実際に織る前に、実物大のイメージ図を作っていただけるので、安心してお任せできました!


お腹の部分は2Wayで、小さな截金を散らして華やかな方は訪問着・留袖などの盛装に、縦ぼかしだけの方は軽い附下や色無地など準礼装に合います。

また、糸の打ち込みが多い平織なので、長時間締めていても崩れません◎


一点物で織っていただけるので、自分だけのこだわりの帯ができます。私は帆船の訪問着に合う袋帯を探しましたが、モダンな帆船に合うように金銀は少なく・でも帆船の迫力に負けない袋帯は見つかりませんでした(半年ほど探し続けました)

そういった経緯で服部綴さんにご相談しましたが、私の思いを汲み取った帯をつくっていただき大満足です。


爪掻き本綴れ帯は全て手織りの一点物なので価格は40~50万程します。

安くはありませんが、自分の理想通りで一生大事に締めたい帯を手にすることができました。

お持ちの着物に合う帯を探している方、一点物を誂えたい方(ペットの動物なども人気です)、締め心地の良い帯をお探しの方、是非ご検討ください。


6~9枚目の写真のように、帯次第で全体の印象はかなり変わります。

白地の帯もそれなりに合っていますが、柄が小さく色が散っているので、おとなしい印象です。

綴れ帯は帯が元気な色で全体に若々しく華やかな印象です🥰

着物の方が面積は大きいですが、全体の印象は帯に左右されます。着物は帯が華やかな方が断然おすすめです!

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