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家族揃って参加して参りました。
このお茶会は裏千家・表千家・宗偏流の三派合同のお茶会です。
三派とも席入りすることができ、それぞれのお点前を見ることができます。
普段は自分の流派しか見ないので、勉強になりますし、楽しいです。
当日はとても良い天気で、5月なのに気温も30°近くまで上がりました。
私たち家族は全員、少し早いですが単の着物を着ました。
単でも日差しの下では汗がじんわり出てくるような陽気でした。
私はピンクがグラデーションの付け下げに、唐織の帯を合わせました。
母はこの時期にぴったりの綺麗な緑の色無地にしました。
お茶席ではお茶道具を邪魔しないような色無地や、シンプルな着物を着用しましょう。
一席目は裏千家に入りました。
今回も父が正客を務めました!いつもは隣で緊張しながら次客をさせて頂くのですが、今回は次客は来賓の方が務められました。
少し離れたところから父の正客姿を見るのは初めてでした。
いつもは次客でいっぱいいっぱいで余裕がないのですが、今回はじっくり見ることができました。
しんとした空間で大勢が正客の言葉に耳を傾けています。
とても緊張するでしょうが、毎回堂々として大きな声と豊富な知識で話す姿は、家族としてとても誇らしいです。
この時は、偶然母の友人も同じ席に参加されていました。
そして正客を務める父や、家族でお茶会に参加している私たちを讃頌して下さいました。
次は宗偏流に入りました。
袱紗のさばきかたや、茶筅の扱いなど裏千家とも表千家とも違う点が多くありました。
お茶をお客様に出す際や、拝見の時にお盆を使用してあり印象に残りました。
最後に表千家のお茶を頂きました。
こちらはお道具が特に素晴らしいものばかりだったようで、父が大興奮しておりました。
後見の先生ともお道具の話が弾んでとても楽しそうでした。
今回のお茶会もとても有意義な時間を過ごせました。
また家族揃って参加したいです。