
11月9日(日)佐賀城本丸歴史館に行ってきました。
前日から雨が降っていたのもあり、スタッフさん以外で着物を着ていたのは私だけだったような・・・。
晴れたら父も着物の予定でしたが、今回はぐずぐず天気なので着物は着ず、カメラマンになってくれました。
まぁ雨上がりに無理して着物を着て、泥や雨水がはねてシミになるとシミ抜き代が高くつきますからね(^^;
私もシミがつかないように、ゆっくりのんびり散歩してきました。
佐賀城本丸歴史館では、鍋島直正生誕200年を記念して「大閑叟展」が開催されていました。
今まで佐賀の歴史を詳しく知る機会がなかったので、勉強になりました。
小中学生も学校の課題?自由研究?で何人か来ていました。
10代のうちは、なかなか歴史に興味を持てないかもしれませんが、こういう機会に佐賀の勉強をして大人になった時になにか思い出してくれたら良いなと思います。
ちなみに私は学生時代日本史が得意でしたが、やはり自分から展覧会や歴史的建造物に行くことはなかったです。
でも大人になってからは歴史ある建物や、教科書に載っているような展示物を見に行くのが大好きになりました。
京都はもちろんですが、旅行に行った際はそういうところを周るのが楽しいです。
感覚や好きなものって、年を重ねるうちに変わっていくものですね。最近特にそう感じます。

話が脱線しました。
大閑叟展を見た後は、近くの「麺処いっせい」でお昼ご飯を頂きました。
久々に来たのですが、遅い時間にも関わらず相変わらず大盛況。とっても美味しかったです。
着物で来たということで、デザートを父と2人分サービスして頂きました♪
本丸歴史館でも着物を着ている方にお土産ということで、大閑叟展のクリアファイルや美術館チケットを頂きました。
こんな風に着物を着ていく場所があって、特典まで頂けると「着物着るのもいいなぁ~」 「普段でも気張らずに着てもいいんだな」 という気持ちになるかなと思いました。
当店もこういう企画を立てれるように頑張ります。

今回はお茶会や結婚式などの行事ではなく、すごく気軽な気持ちで着物を着て出かけました。
何はなくとも着物を着たのはいつ振りかしら。
展覧会を見て、ご飯を食べて、お散歩してという、普通の休日。
でも 「着物で過ごす」 ことで、なんだかとてもスペシャルな休日になりました。
この日、父から「着物姿が少し板についてきた」と言ってもらえました。
自分で見てもそう感じました。
着物を着るようになった最初のころは、着付に時間がかかる、歩き方も難しい、帯を締めすぎて苦しいなど・・・慣れないけど気合いだけは十分で、終わった後はぐったり。。。って感じでした。
最近は回数をこなして、着付はササッと出来るようになったし、着物で歩くのもずいぶん早くなりました。
食事も楽しむ余裕が出てきました。
所作が身についてきたことで、「家が呉服屋だから着てます」という雰囲気からすこし抜け出せたかなと思いました。
やっぱり何事も継続は力なりですね。
これからも、自分らしく少しづつでも前に進んでいけるように頑張ります。