
このたび山田家の長男が結婚しました!
沢山お祝いの言葉を頂戴し、兄夫婦も私たち家族も喜びで胸がいっぱいです。改めて御礼申し上げます。
ということで、今回は結婚式のことを記します。
結婚式は東京だったので、私たち家族は東京まで着物を着物バッグに詰め持参しました。
当初は荷物になるし、宅急便で着物だけ先にホテルへ送ろうかという話をしていました。
しかし、大事な着物に何かあったら困る・・・
賠償保険のついた宅急便もありますが、もし何かあった時は式当日に着るものがなくなってしまう・・・
ということで、手荷物として持っていきました。その方が手元にあるという安心感もありました。
3人分の着物と草履とバッグですので、なかなか大荷物になりました。
しかし当店は呉服屋ですから、身内の結婚式に洋服という選択肢はありません。
大荷物ではありましたが、佐賀空港までは車ですし飛行機では手荷物に預けたので、思っていたより大変ではなかったです。
式は東京に到着した翌日だったのですが、私は緊張してなかなか眠れませんでした。
夜中に目が覚めて「あぁ、まだ○時か・・・」ということを何度も繰り返しました。
父も寝付けなかったようです。特に父は式の最後にご招待客の前で挨拶をしなければならなかったので、当日最後の最後まで緊張していました。
朝ごはんを食べ、ホテルの美容室でヘアセットをしてもらいました。
私は着物を着る前は腹6分目くらいで食べるようにしています。満腹で着付すると苦しいですが、空腹もまた然り。
胃が膨らんでいないと帯をしっかり締めてしまうので、途中から苦しくなったり食事が入らなかったりします。
なので私は適度に食事をしてから着物を着るようにしています。
ヘアセットは東京価格+ホテル価格だからでしょう。佐賀の相場の倍のお値段でした(゜o゜;
いつもは自分でヘアセットしているので余計に高く感じてしまいました。
しかしながらプロの方にセットしてもらうと、当然ですが早いし綺麗で崩れない!勉強になりました♪
でも着物を着れない人なら、ヘアセット+着付だけでかなり高額になるな~これも着物離れを加速させるだろうな~なんてことも感じてしまいました。
式は夕方からですが、親族は何があってもいいよう早めに準備しておこうということで、午前中には着付まで終わらせていました。
夕方までの時間、親戚や式場スタッフに気を遣いながら忙しく動き回る両親をよそに私はうたた寝しておりました。。。
夜眠れなかった分の睡魔が襲ってきて、ソファに腰かけたままウトウト。。。役に立たない娘であります。。。
そして時間になったので、神前式の芝大神宮に向かいました。
大きな鳥居があります。いよいよ始まりました!
まずは御控室にて説明と幸あわせ福むすびの儀が行われました。
御神威のある檜でできた「幸福の札」のそれぞれに「幸」と「福」の文字が書かれ、そこに新郎新婦が自分の名前を書きます。そしてその札を一つに重ね合わせ、紅白の紐で結び留めます。互いの力を合わせて結び、「幸」と「福」に満ちた家庭を築けることを祈念し行われる芝大神宮オリジナルの儀式だそうです(HP参照)

続いて参進の儀です。巫女に先導されて、新郎新婦と参列者が一列になって神殿へと向かう「花嫁行列」です。
新郎新婦に続いて、神殿の中に入りました。

お祓いを受けた後、三献の儀で新郎新婦が神酒で三三九度の盃を飲み交わしました。
私は神前式を見るのが初めてだったので、とても興味深かったです。
その後、指輪交換・親族杯の儀と続き、斎主挨拶で神前式が無事に終わりました。
入場と退場の際は篝火が焚いてあり、とても綺麗でした。

この後披露宴会場に移動しました。
次に続きます。