
1月はありがたいことに着付けの予約をたくさん頂いています( ˘ω˘ )
成人式の予約はなかったのですが、初釜や十日えびすなど1月はおめでたい席が多いからでしょうか。
おめでたい席に着物を着る方が増えることはとっても嬉しいですね♬
写真の方は祝賀会に参加されるとのことで、着付けを致しました。
「着物が好きだけど普段の生活ではなかなか着る機会がないので、今回思い切って着ようと思いました」とのことでした。
おっしゃる通り、普段の生活と着物というのは対極にある気がします。現代は女性でもフルタイムで仕事をしている人がほとんどですし、休日も趣味や習い事でゆっくり着物を~という気分にならないのかもしれません。
だからこそたまに着物を着るととても晴れやかな気分になるのでしょう。非日常で綺麗なものを纏う喜びを感じられると思います。
私もそうでしたが着物を着始めた頃は、その非日常の高揚感を楽しむために着ていました。着物を着ている自分にもテンションが上がりますし、老若男女たくさんの方に褒めて頂けるのでそれが嬉しくて着ていたような気がします。
それで着物をどんどん着るようになって非日常から日常になっていきました。
日常になっていくと高揚感とは違った感情が出てくるんですよね。急いで着たら上手くいかないから余裕を持たないととか、姿勢を良くしないとかっこ悪いなとか、所作にも気を付けないと品がないなとか色んなところに気づくようになりました。
普段着ない着物を着ていて気付いた点ですが、どれも普段の生活に必要なことばかりですよね。非日常から日常の教訓を得るということが面白いなと思いました(^ω^)
今年もたくさん着物を着て過ごしたいと思います。