武雄温泉「東洋館」でのお茶事に家族で参加してきました。
東洋館は落ち着いた品がある古典的な日本旅館です。茶室や日本庭園の中庭がとても素敵です。
私たちは濃茶⇒薄茶⇒点心の順でした。
濃茶席では畳を新調されていてとてもいい香りでした。お道具は選りすぐって揃えられた逸品ばかりでした。米寿のお祝いを迎えられたご亭主のお一人は、ニコニコでこちらまで喜びが伝わってくるようでした。お茶とともに歩まれた人生がその笑顔に詰まっている気がして感動しました。
薄茶は立礼で棚を二つ並べ「対比」をテーマにされたお席でした。
お道具の一例ですが、水指が「松と竹」、お茶碗は梅で「蕾と開化したもの」、香合は「紅と白」など。これだけ揃えてご披露して頂いたのが本当に有難かったです。なかなか見れないものを見させて頂きました。
点心は美味しい茶懐石を頂きました。上品でちょうどいい量でとっても美味しかったです。
大満足なお茶事でした。来年からはお茶事の雰囲気が分かる写真も少しづつ載せれたらと思っています。