佐賀県立美術館にガラスの茶室を見て参りました。
この茶室をデザインした吉岡徳仁さんは佐賀県出身ということで、今回の展示が開催されました。
数年前に京都のお寺に展示されていたのがニュースになっており存在は知っていましたが、まさか佐賀で見れるとは・・・とても嬉しく思います。
ただ当時から「これは茶室なのか・・・?」と疑問がありました。
茶道をしているものとしては、茶室での足袋で畳を擦る音や、暗いなかで感じる詫び寂の心が茶室の良さだと思っています。そういったものが一切無いので茶室としてはハテナでした。
実際に見に行った感想としては、やはり茶室としてはうーん。。。でした。
ちなみに京都のお寺では外に展示されており、そのコンセプトが「自然と一体となって~」とありました。茶室はそもそも「別世界」だと教えられている私にとっては、非常に違和感を覚えました。
お稽古を重ねるにつれ知識と経験が増えたことで、自分の中で茶道という価値観が既に形成されているので、斬新で突拍子もないガラスの茶室は受け入れ難かったです。
ただ茶道をしていない人からすると「茶室ってかっこいい!」とか「明るくてキラキラしてる」といった、前向きなイメージを持つのではないかと思います。自分が茶道を始めるきっかけになった「なんとなくかっこいい」という感動を、たくさんの人に与えてくれるかもしれないと思いました。
ガラスの茶室を見て茶道をする人が増えたらいいな。