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4月 お茶勉強会


もうすぐ炉の季節も終わりますね。先日店でお茶のお勉強会をしました。

これは灰の上に湿し灰を撒いた写真です。お茶はお道具やお点前が注目されがちですが、灰もひとつの御馳走です。白い灰の上に、黒い湿し灰が撒かれ、炭で温まってくると段々と湿し灰の色も白く変化していきます。この変化が趣深いと言われています。詫び寂びの心でしょうか。

私はまだまだ華やかなお道具やお菓子を見ている方が好きなので、詫び寂びの境地までの道のりは遠そうです。生きている間、あと50後にその心が少しでも分かっているといいなぁ。


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