オプショナルツアーを終え遂に茶筅講習会です。
まず谷村丹後先生のお話を聞き、そして実際に茶筅つくりを見せて頂きました。
茶筅の歴史や成り立ち、作り方まで丁寧に教えて頂きとても勉強になりました。
茶筅は分業制なんだそうです。着物と同じですね。竹を16まで割る、更に細かく割っていく、茶筅の両サイドを削る、糸を掛けるなどそれぞれに職人さんがいるそうです。
また、竹170cmから茶筅は3本ほどしか作れないといったこともお聞きしました。傷や変色があるからとのことでした。今まで茶筅についてじっくり考えたり調べたりしていなかったので、いい機会になりました。
私たちは茶筅に糸を掛ける工程を体験しました。これがとても細かい作業で大変!目や肩に負担のかかる作業で、茶筅が高いのも納得でした。
出来上がったものは早速7月の在釜をはじめ店で使う予定です。赤い糸の茶筅を使うのとても楽しみです。