染めと織のきもの平安

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佐賀市神野東三丁目6-1 0952-31-4668

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11月 楊柳亭お茶会 薄茶席

November 17, 2013

濃茶を頂いた後は薄茶席へ。
もう他のお客様はお席についており、また私たちは最後に入りました。
すると「丁度よかった!お正客して!」と。

お正客は茶道では主賓であり、一番上座に座ります。
茶席では正客しか会話することができないので、豊富な知識と会話力が求められます。
お茶席が良い席になるかはお正客の腕にかかってるところもあるので、大寄せのお茶会では譲り合いになることが多いのです。
しかし父は2つ返事で引き受けました。
「わ、私どうしたら良い?」とあたふたする私に「座ってお茶飲んだらええ」と頼もしいお言葉。
私たちが席についてすぐに始まりました。

薄茶は立礼式でした。
野点傘が用意されていました。参考までに↓

立礼台は七宝柄が大きくついていました。参考↓

 

次客(私)の茶碗や蓋置なども七宝柄で統一されていました。

干菓子は家の形をした落雁と柚子味噌あんの入ったおせんべいでした。
おせんべいには裏千家のシンボルマークのイチョウの焼印が押してありました。

後見の先生は父がお世話になっている方だったこともあり、和やかな雰囲気でお茶会は進みました。
いつもと変わらない様子でお正客をしていた父ですが、お茶会終わりには汗びっしょりでした。笑
やはり緊張はするみたいです。でも堂々としている姿は格好良かったです(^^)

立礼のお席は普段縁側に障子があるそうですが、紅葉が綺麗だったので朝から障子を外しましたとのことでした。
サラッと仰ってますが障子は何枚もありますし、女性ばかりでは大変だったと思います。
しかし、お客様へおもてなしの気持ちから労力を惜しまず、またその苦労を押し付けることなくお客様をおもてなしする心。
それはまさに日本人が昔から持っている奥ゆかしい心とおもてなしの心だと思います。
お茶会では毎回その細やかな気遣いに感嘆します。

日常から離れ華やかな場であるお茶会。
しかし普段の生活にこそ細やかな気遣いや奥ゆかしい心を持ち行動することが大事なんだと気づかされました。

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