先日一年振りに京都出張へ🍉人は多いし、店は全部開いているし、老舗も新参もひしめき合って競争していて、とにかく活気に溢れていました🤗
今までは仕事柄、伝統工芸や歴史あるものに目を惹かれることが多かったけれど、大学院でマーケティング・都市デザイン・芸術関係を学んでから見た京都は、視点が変わって新たな知見を得られたのでメモ書きφ(..)
まず京都駅。街や社会が成熟した後は、アートやエンタメが街を牽引する存在と習ったが、京都駅でそれを感じた。地下三階から地上11階まで吹き抜けで巨大な建物が見渡せる。その空間の中にいると、ファンタジー映画や宇宙にいるような感覚。色自体は地味で素材も無機質なのに、デザインや造形でこんなに夢のある建物になるとは建築はすごい。そして観光客の玄関口である京都駅をこれに決定したのも素晴らしい。
次に街に芸術物が多い。美術館や博物館に加え芸大も多い。芸大生の作品が宿泊してたホテルに展示されていたり、水族館では紹介の絵画になっていたり。街中を歩くだけで楽しいし、程よく商業性と交わっている。幼少から自然とアートに触れる時間が増えて、教育にも良い。
最後に京都はやっぱりマーケテイングやブランディングが上手。モノづくりの本質は変えずに、魅せ方を時代に合わせて変えている。
例えば京都の鱧料理。輸送技術が今ほどなかった時代は京都に魚が運べず、生命力の高い鱧だけが生き残るので鱧を何とかして売り出す策を考える京都人。鱧は骨切に技術が必要やしこの音が風流ですやろ~と、手に入る材料を技術や魅せ方でラッピング。今日まで京都の鱧は大人気。
頭では分かっていても京都で鱧が出てきたら、喜んでお金払ってしまう私🙃京都のブランディングは流石です。
勉強すると物事の見方が増えて楽しいです。私の人生にこんな喜びが生まれるとは🥰
この一年仕事と勉強で自由な時間もなく本当に大変だったけれど、少し報われてるのを実感した京都出張でした。試験期間も終わり、次は一年次報告会に向けて追い込み頑張ります!
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