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7月 在釜「七夕」


七夕をテーマに在釜を行いました🎋三密を避け、衛生面に気を付けて楽しみました。



前日に笹を取ってきて飾り付けをしました!お客様からは「久しぶりに短冊書くわ~♪」と楽しんでいただけて嬉しかったです。


暑い時期なので、瓶掛けと小さな釜で少しでも涼しく。釜には十牛図が鋳込んであり、七夕の牽牛さんをイメージしました🐄水指はチェコガラスです。夏のお点前なので葉蓋にしました🍃ガラスと水と緑が目に涼しいですね。昔の人は四季を自然と楽しんでいたんでしょうね。

主菓子は仙台・玉澤本店の「銀河のきらめき」という錦玉羹です。写真だとわかりにくいのですが、二層になっています。下半分が黒糖羹に金粉を散らしてあり、上半分が透明な羹で透けて見える仕組みなんです。綺麗ととても好評でした!

周りにはお干菓子として緑樹庵の金平糖を散らして、天の川に見立てました⭐黄色の金平糖があれば尚良かったですね。銘々皿に盛ったので、手渡しの回数も減りました。



最近またコロナが拡大してますね。来月はまた出来ないかもしれません。

今までのような大寄せ茶会やお点前だと、感染者がいる場合すぐに拡がる可能性があります。こういう時代になったので、お茶会やお点前などを今一度見つめ直す時期だと思います。変革の時ではないでしょうか。

初めてのことや慣れていないことは戸惑いもありますが、時代に付いていかなければ文化も技術も途絶えてしまいます。利休さんの時代から400年以上続いてきたお茶です。きっとこれからも、その時その時の最適な方法で続いていくと信じています。文化を継承する者の一員としてお茶と楽しく頑張っていけたらと思います。

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